80年代洋楽ヒット曲の歌詞と翻訳、英語解説 ROCK'N'ROLL ENGLISH

80年代洋楽ヒットの歌詞で英語を学ぶ。ロックンロールイングリッシュ

ポリス「見つめていたい

 シンクロニシティ

英語歌詞

↑リンクからご覧ください
[by courtesy of sing 365.com]


大意

君の吐息やしぐさ
こわした絆 歩み
寂しい毎日 君の言葉
君のゲーム 君がいる夜

…君を ずっと 見てる

君は僕のものさ 
君の足音だけで 心がこんなに痛む
君のしぐさ 破った誓い
偽物の笑顔 君の主張

…デモ、僕は 君を ずっと 見てる

君が消えてから 僕はすっとボロボロ
夢に見るのも 君ばかり
他の誰にも 替えられないよ
寒いよ 抱きしめて
こんなに、ずっと泣いてるのに

(訳は発行人による)

スティング

ポリスのカッコよさ

スティング ポリスといえば、まずドラムがカッコいい。コープランドさん、メチャテク、熱血。テリー・ボジオ(UK)やニール・パート(Rush)と同じ血を感じる疾走感、ビート感。最高。

そしてギター、アンディさん。ドラムのコープランドやスティングと比べれば若干ルックスは厳しいものの、生音やエコーを多用し空間感(?)を生かしたその奏法は今までになかった。みんな、デジタルディレィほしさに肉体労働に走ったものでした。

スティング最期に、やっぱりスティング。この人はなにもかも新鮮だった。見た目ちょっとパンク、でも元高校教師で、ジャズもやってたなんて多面性もあり。ベースを抱えて歌う姿も、荒々しくってすごくセクシー。そして、なによりあのボーカル。あんな声、今までなかった…。「ロクサーヌ」、よかったよねえ。

今回の曲…Every Breath You Take(見つめていたい)

実は初期(「ロクサーヌ」「メッセージ・イン・ア・ボトル」「ソー・ロンリー 」とか)の方が好きなんですが、80年代っていうことでこの曲にしました。1983年発表、全世界のチャートを総なめ。グラミーのSong of the Yearも取った、スーパーヒットです。

解説

ああよみがえる20代。ええ歌やあ、酒が沁みるでぇ…。ほんとにシンプルな、でもとても完成度の高い歌詞。改めてみて、本当にそう思います。

Every breath you make... etc.
→ 「君の吐く、ひとつひとつの吐息
関係代名詞thatが省略されてる形。"Every breath[that]you make"ですね。

■I'll be watching you
→ 「僕は君を見ている」
未来進行形の文です。主語がIの時は「主観的な意志」を表すことが多いそう。
[例文] I'll be waiting for you.
     (君を待っているよ)

■Oh can't you see?
→ 「ねえ、わからない?」
ちょっともどかしいニュアンス。

[★類似表現]

・Do you understand? (「わかる?」→一般的な感じ)
・Understood?  (「わかった?」→ちょっと強い感じ)
・Is that clear?   (「(はっきりと、ちゃんと)わかった?」)

■You belong to me
→ 「君は僕のものさ」
殺し文句かなあ。ひとりよがりかなあ。

■I've been lost without a trace
→ 「僕はずっとボロボロだよ」
without a trace
「跡形もなく」。be lost「失われた、道に迷った」などの意味。
受身形も現在完了も悲しいっす。ボロボロに「されて」、しかも「ずっと」…ですから。

今回の特集--「I love you.」のいろいろ

  いわゆる「コクる」表現ですね。I love you. の他にも、い〜っぱいあります。

・I'm all yours. (僕のすべては君のものさ)
・I'm crazy about you. (君に狂ってるんだ)
 =I'm nuts about you.  
・You are the treasure of my life. (君は人生の宝ものさ)
・I'll love you my whole life. (死ぬまで愛してるよ)

…まだまだありますが、とりあえずこんなところで。

【↑TOPへ】


(c) 2002-2021, ROCK'N'ROLL ENGLISH  All rights reserved.
 

チープ・トリック
絶妙なバランスの4人組。キャラクターもルックスも、魅力も。この曲はアルバム「ドリーム・ポリス」収録の甘いバラード。

 

マドンナ
ダンス、エレクトロ、 ファッション、セックス。いつも最先端を走り続けるマドンナ、1987年のスマッシュヒット。