80年代洋楽ヒット曲の歌詞と翻訳、英語解説 ROCK'N'ROLL ENGLISH

80年代洋楽ヒットの歌詞で英語を学ぶ。ロックンロールイングリッシュ

TOTO 「ロザーナ」の歌詞と英語


英語歌詞

↑リンクからご覧ください
[by courtesy of sing 365.com]

視聴はこちらから

 


大意

朝起きて キミの瞳を見つめる
それだけが ボクの望みさ、ロザーナ

キミみたいな娘が ボクのことを愛してくれるなんて
思いもしなかった

夜に キミをきつく抱きしめる
それだけが ボクの望みさ、ロザーナ

キミがボクよりずっと 求めてくれていたなんて
知らなかった

あの娘が去ってしまってから1年もたってない
あの娘は行ってしまった 
キミに会いたい
キミに会いたいよ、ロザーナ

窓のこちら側からは 
キミの輝く顔がまだ見える ロザーナ

キミみたいな娘が ボクをこんなに悲しませるなんて
知らなかった

もう無理しなくていいよ、ロザーナ
言いたいのはそれだけ
キミを失ってこんなに苦しくなるなんて
思いもしなかった  

(訳:発行人)

先日いつものように iTunes を聞きながら仕事をしていたら「Day Tripper」が流れてきて、でもなんかえらいサイケな演奏だなあ、とアーティストクレジットを表示したら、なんと! 

「Live:John Lennon & Jimi Hendrix」…!!

こんな録音あったのかあ。ご存じでした?

さあ、話は全くつながりませんが、今回は、俺たちゃバカテク、楽器オタクのあこがれさ。見た目はともかくサウンドサイコー。伴奏人生ダテじゃない。しかも心はロッカーなの。日の当たる場所にやっとたどり着いたのよ…の、「TOTO」をお届けします。

TOTO

TOTOがデビューした当時、日本では「フュージョン」という軟弱なサウンドが大流行でした。ポロシャツにチノパンという、とてもバンドマンらしくない奴らがリー・リトナーやカシオペアをコピーする有様を見て、幼少からハードロックずっぽりだった私は苦々しく思ったものです。

やっと俺たちも大学で思いっきりロックができると思ったのに、なぜ世の中は変わってしまったのだろう。ハードロックに固執する私たちのバンドは、時代遅れのように見られていたのです。

そんなときにデビューしたTOTO。おお、このギターラインは、めっちゃ複雑なキメをあっさりこなしながらもグルーブするリズムセクションは、歌心をしっかりサポートするキーボードは、ボズ・スキャッグスじゃないか、レオ・セイヤーじゃないか、ウィルソン・ブラザーズじゃないか! と興奮状態の私の前に現れた彼ら(on MTV)は、ルックスこそ少し難がありながらも、(最近の公式サイトを見ると、さらに難がでてきながらも)しっかりとロックする熱き心をもったハイテク集団でした。

やっぱりステージじゃ汗かかなきゃねぇ…。

長年伴奏楽団を続けていたメンバーは、デビュー曲の「Hold the line」で一挙にメジャーシーンに上り詰め、その後もヒットを連発していきます。

↓公式サイト
http://www.toto99.com/

今回の曲…Rosanna

1983年発表の「TOTO IV」から大ヒット曲「Rosanna」です。ストレートな曲調ながらも、サビ直前に入るホーンのバンプなど、「技あり!」って感じです。

*でもホントはルカサーのボーカルが好き…。「I'll be over you」とか。

 

解説

■All I wanna do when I wake up in the morning is see you eyes
「朝起きたときに ボクがしたいすべてのことは キミの目を見つめること」

こう訳すと「ぐりとぐら」みたいですね

 
「ぼくらのなまえは ぐりとぐら 
 この世でいちばん すきなのは
 お料理すること 食べること…」 

長い文ですが、「when I wake up in the morning」を取ってしまうとシンプル な構文になります。
[All I wanna do][is][see you eyes]. ですね。

ビートルズの「All we need is love」みたいなもんです。何がみたいなのか、よくわかりませんが。
あ、ご存じの通り、wanna = want to です。

■I never thought that a girl like you could ever care for me,
「ボクは思いもしなかったよ キミみたいな娘がボクのことを愛してくれたなんて」

これもシンプルにすると
I never thought ...「私は...を決して考えなかった」
 が頭について、「...」の部分をシンプルにすると
a girl (like you) could (ever) care for me
 という感じですね。

文の骨組みを大づかみにつかんで行けば長い文もこわくない。「主語」「動詞」が分かればオッケーなんです。

care for...「...の世話を焼く」とよく訳すと思いますが、基本的には「...」のことを「大切に思う、心配する」など心の動きのことですので、文脈に応じて理解しましょう。

■Not quite a year since she went away
「彼女が去ってから1年たっていない」

not quite は「部分否定」。「完全に」+「じゃない」ということですね。

■All I wanna tell you is now you'll never ever have to compromise 
「今ボクがキミに言わなきゃならないすべてのことは、もう妥協しなくていいっ
てこと」

最初の文と同様に[All wanna tell you][is][...].ですね。
[...]のところですが、compromise「妥協する、歩み寄る」など。

never(notの強い形)+have to...「〜する必要がない」ですね。
evernever を強調しています。「compromise する必要なんか決してないんだよ」と言うことですね。

「もう私の心はあなたから離れてしまってるけれど、元彼ではあるし、確かに好きだったときもあるんだから、あまり冷たいことは言えないしー…、友だちならいいかなー」
↑ばかやろー!  こんな compromise 、いらない! ってとこではないでしょうか。

☆いかん、つい興奮してしまった…。


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宇宙の騎士

1978年発表のデビュー・アルバム。 「ホールド・ザ・ライン」をコピーしたなー。プログレ風味のサウンド、ハードポップ、甘い甘いバラード。ファーストにして早くも大物の風格。

 


ハイドラ

1979年発表のセカンド・アルバム。ファーストのジャケットに写っていた聖なる剣をもった勇者をモチーフにしたジャケットがなんとも雰囲気もの。「99」がやっぱりいいけれど、「ハイドラ」や「ホワイト・シスター」も大好きな曲。

 


ターン・バック

3枚目です。 このへんからルカサーのギターがストラトっぽくなったような気が。佳曲が揃っている名盤。なかでも「ミリオン・マイルズ・ウェイ」の切なさがいい。

 

チープ・トリック
絶妙なバランスの4人組。キャラクターもルックスも、魅力も。この曲はアルバム「ドリーム・ポリス」収録の甘いバラード。

レインボウ
TOTOとほぼ同期生。めまぐるしいメンバーチェンジがありながらも、ヘヴィロックのトップを走り続けたグループ。ジョー・リン・ターナーのパワフルなボーカルが吠える。